プロダクトローンチと言うと
「詐欺が多い」
「昔は流行ったけど今は稼げない」
と言うような風評を
耳にされている方も少なくないと思います。
これは粗悪な情報商材の販売手法として
プロダクトローンチが多用されていた時期があったため
そのような状況を見た方が
プロダクトローンチに悪い印象を持ってしまったからだと思います。
実際のところ、プロダクトローンチとは
マーケティング手法であり、「売り方」に過ぎません。
劣悪な商品や、誇大広告、嘘などを使ってしまえば
ローンチに限らずどんな売り方でも詐欺になるはずです。
逆に高品質な商品を、嘘偽りなくアピールして販売していくローンチでは
評判が悪くなるどころかお客様に感謝されることすら起こります。
ただそういった詐欺商品で使い古され続けてきた手法である故に
「プロダクトローンチはもう落ち目」だという声も少なからずあるのです。
ですが、プロダクトローンチ自体はヒトの購買心理を突いた普遍的なものですし
現代でも様々な優良企業が実践しているくらい効果が実証されているものです。
今回はプロダクトローンチは詐欺でなく、
今でも通用する手法であることを解説していきます。
プロダクトローンチは詐欺なのか？詐欺の手口とは
プロダクトローンチは詐欺なのかと言われれば
率直な答えは「NO」です。
冒頭でもお伝えしたように、詐欺商品や詐欺グループなどに
プロダクトローンチという手法を使われていただけであって、
プロダクトローンチそのものが詐欺であるというわけではありません。
オレオレ詐欺に電話を使われているからといって
電話は必ずしも「詐欺の道具」ではないという理屈と同じですね。
詐欺師や詐欺会社は、
謳い文句や情報発信内容が嘘や誇大表現で塗り固められています。
現実的でない事や有りもしない内容をさも本当の事のように話していたり
実績画像や肩書きなどを改ざんしてお客様からお金を毟り取っているのです。
酷い場合は、商品すら無い状況でお金を騙し取って、
お客様に商品を渡さずにトンズラしてしまう場合もあったようです。
こうした惨状もあって、プロダクトローンチという手法は
一部の人に悪い印象を与えてしまっている現状があるのです。
プロダクトローンチの成功例
プロダクトローンチという手法は、
一部の人には悪い印象を与えていますが
世界的な大企業でも今も大々的に使われている手法でもあります。
例えば、Apple社におけるiPhoneの発表は
プロダクトローンチの流れが源流になっています。
発売日の前段階でリークという形で適度に情報を流したり、
従来のスマートフォンや旧式のiPhoneの不満な点を解消した機能を
発表したりというような、見込み客に対しての
期待感の演出
こそが、プロダクトローンチのエッセンスを用いた
マーケティング手法なのです。
今のプロダクトローンチで求められているもの
一昔前に流行した詐欺商品を売り抜けるようなローンチでは、
「現実離れした言葉で興味を惹きつけて煽って売る」
という方法が取られていました。
残念ながら今でもそういった方針で
ローンチしているような業者もいるようです。
ですがもちろん、真っ当なセールスで、
中身のある商品を売っていかなければ
ビジネスとして長続きするものではありません。
見込み客への興味付けとして「パンチのある言葉選び」は重要ですが
現実味のある範囲内で言葉選びをして、
なおかつその言葉に関しての根拠を添えていく事が重要です。
少なくとも対面でお客様に自信を持って伝えられるような言葉でなければ
使ってはならないと私は思っています。
実際に弊社では、「クリーンかつ効率的なローンチ手法」として
数々の法人様や個人事業主様の事業に携わってきました。
「クリーンな言葉だけで見込み客の反応が取れるのか？」
というご質問をいただく事もありましたが、
あくまでも見せ方を変えれば十分に反応を取る事はできるのです。
まとめ
「プロダクトローンチは詐欺なのか、落ち目の手法なのか？」
「どのようなローンチなら、真っ当に売上を出せるのか？」
これらの疑問に対しての反論と、
これからの時代にプロダクトローンチに求められている事を解説しました。
詐欺の手口としてプロダクトローンチを悪用されていた背景から
クリーンさが求められています。
言葉の１つひとつに対して、
きちんと納得のいく論理や証拠を伝えていく事で
誠意と説得力の２面で伝えていく事が重要になるのです。